皆様、こんにちは。
2011年3月11日の東日本大震災の復興も未だ進展のないまま、日本各地で何十年ぶりという水害、土砂崩れ、竜巻等、大西學に見舞われるという悲しいニュースばかりの中、一方、2020年東京オリンピック招致決定に沸く一年もまもなく暮れようとしていますが、如何お過ごしでしょうか?
この度、当JAAOでは台湾口腔矯正医学会(TOS)と中華民国歯顎矯正学会(TAO)との交流の経緯について、山崎と野上で連載する事になりました。
少しでも多くの先生方に興味をお持ち頂き、台湾の学会等に沢山御参加、ご協力頂き、親交を深めて頂ければと思います。
TAOとJAAOの友好的交流関係
特定非営利活動法人日本成人矯正歯科学会 常務理事 山崎俊恒
ここ数年の日本成人矯正歯科学会大会においてTAO(Taiwan Association of Orthodontists:中華民國齒顎矯正學會)との友好的交流関係が以前より親密になってきていて、数多くのTAOのメンバーが大会に参加をしていることは、会員の皆さんもお気づきの方が沢山いることと思います。
TAOとJAAOは以前から交流があり、2002年に日本青年館で行われた第10回日本成人矯正歯科学会国際大会で林錦榮第七屆理事長(2001-2002)が特別講演をし、記念式典にてTAOを代表してスピーチされたことは記憶に新しい出来事です。
しかしながら、このように加速的に交流が進んだのは、2004年12月の中華民國齒顎矯正學會第八屆第十七次齒顎矯正學術演(第17回TAO大会)に端を発すると思われます。
私は1994年より毎年2回夏期休暇と正月休暇を利用して台湾に帰国した留学研究生の臨床指導を個人的に行ってきました。そのような関係で、1997年の中華民國齒顎矯正學會第五屆第二次會員大會に学術展示をして以来、翌1998年の第3回Asian-Pacific Orthodontic Conference(台湾、台北市)での展示、1999年の中華民國齒顎矯正學會第六屆第二次會員大會(台湾、台中市)、2000年の中華民國齒顎矯正學會第七屆第二次會員大會(台湾、高雄市)・・・と非会員ながら毎年の展示発表や、中山醫學院(台中市)や大會での特別講演に招待されてきていて、TAO、特に台中の先生方と親密な交流がありました。
連載第1回 台北で開催された第17回TAO大会に例年のように参加していた私は、大会のウェルカムパーティーで、佐藤理事長とお会いしました。
連載第2回 2006年12月に台北で開催された第19回TAO大会
連載第3回 2007年6月に開催された日本成人矯正歯科学会第15回記念大会
連載第4回 台湾矯正歯科学会主管で、高雄医科大学テニスコートで学会前日に開催されました。